ナチュラルなインテリア、これを考えたときに北欧家具をイメージされる人も多いのではないでしょうか。
木の質感や木目のやさしさなど、家族が集まる場所や食事を摂る場所だからこそこだわりたい人は多いといえます。
この場合、ナチュラルな雰囲気を与えてくれる部屋づくりのポイントは、インテリアの配色およびレイアウトのバランスを考える点です。
バランスを上手に取ると聞くと非常に難しいイメージになって来るでしょうし、北欧風の家具類はバリエーションが豊富になるので選び方も良く分からないなどの悩みを持つ人も多いことでしょう。
北欧テイストの言い方をしているカタログなどを目にすることがありますが、これは自然界に存在している色および素材を中心にしたデザインを意味するもので、温かさや柔らかさ・明るいなどのイメージが強いので人気があるわけです。
これに対し、ナチュラルテイストはシンプルではあるけれどもオシャレな雰囲気を併せ持つデザインであること、シンプルな部分が北欧テイストと共通しています。
実際のインタリアコーディネートは難しいイメージがあるけれども、配色比率と黄金比の2つを抑えておけば誰もがオシャレな空間にすることができます。
配色比率は、デザインの分野の中で多用されているもの、ベースカラー:メインカラー:アクセントカラーの3つの比率を70%:25%:5%にしたものです。
これは基本的に3つの色を決めて配色することになるのですが、インテリアの配色を考えるときには壁や床の色がポイントになるので、ベースカラーは壁や床になるのが一般的です。
ここまで理解ができれば配色比率を考えることは決して難しいことではないなどが分かるのではないでしょうか。
好みの色をメインカラーに設定してソファーやテーブルなどの大きめの家具を選択する、部屋の差し色になるアクセントカラーのクッションや雑貨を選ぶなどのやり方がおすすめです。
このように考えたとき、観葉植物を選ぶときの目安にもなって来るのではないでしょうか。
観葉植物は基本的に緑色になるわけですが、サイズが小さなものを選んでおけば配色比率の中でのアクセントカラーになる、比率は僅か5%になるのでどのような配色でもナチュラル系のインテリアに最適であることが分かります。
観葉植物には色々な種類があるわけですが、シュガーバインは初心者でも育てやすい植物の一つでツルが程よく伸びて来るので白系のポットに入れて、それをナチュラルなウッドスツールの上に配置することでかわいらしさを与えてくれる装飾品で利用できます。
シュガーパインはほんのり甘い香りを楽しめるのも魅力ですし、濃い目の5枚の葉および元気よく伸びるツル、これらは明るさおよび爽やかさを演出してくれます。
サンスベリアもオススメの観葉植物の一つになるのですが、この植物は丈夫で育てやすさがあること虫が付きにくいので屋外で栽培する人も多いようです。
濃いめのグリーンや先端に向けて尖ったシャープな葉、これらがスタイリッシュな空間を演出する、素朴な茶系の植木鉢ともマッチするので試してみると良いでしょう。
エバーフレッシュは少し高さがある観葉植物になるのですが、植木鉢をリビングダイニングなどのコーナー部分に設置しておくと部屋の明るさおよび清々しさをアップする装飾品として利用できるようになります。
カポックは台所のオシャレな装飾品でも人気があるのですが、日陰でも育てやすい植物になるのでキッチンカウンターの上などに置くとオシャレなインテリアとして利用することも可能です。
なお、カポックはサイズが豊富にあるので部屋の広さや置く場所など雰囲気に合わせて選べるのも魅力といえます。